末備前代表工【備州長船祐定 永正十二年八月日】在銘

内反り深い変わり鎧通し短刀！重ね肉厚7.3mm 生ぶ茎

祐定最盛期の古名刀 登録取りたて完全生ぶ出し品！


■コメント■
ご覧いただきありがとうございます。

【銘】
表『備州長船祐定』
裏『永正十二年八月日』

長船祐定は勝光・清光らと並び末備前を代表する刀工で、
備前刀の代名詞として今昔を問わず常に高い人気を誇ります。

室町期より多くの名工を輩出した一大刀工群であり、
特に永正頃に活躍した与三左衛門尉祐定や源兵衛尉祐定らは
卓越した技量を誇る華実兼備の業物として知られています。


本作は備前の旧家より生ぶ出しされた登録取りたての一振、
祐定在銘かつ永正裏年紀入で古雅な出来を示した鎧通し短刀です。

先に一段と深い内反りついた唯一無二の造込みとなり
研ぎ減ってなお7.3mmと肉厚な重ねを有して覇気に満ち、
板目肌が強く錬れて肌立ち地沸厚くついた古雅で奥深い地鉄に
刃文は浅い湾れに小乱れ交じり飛焼かかって沸が盛んにつくなど、
祐定同銘工の中でも与三左衛門尉など上位工の技量を窺わせる
非常に見応えある作域を示した研ぎ上がり楽しみな優品です。


末備前を代表する名工『長船祐定』在銘・永正年紀入の正真作、
大珍品の鎧通し短刀を是非とも出世させて末永くお楽しみ下さい。


ご不明な点などございましたらお気軽にご質問下さい。

■詳細■
◇◆ 寸法 ◆◇

刃長：21.2cm 元幅：1.83cm 先幅：1.23cm

元重：0.73cm 先重：0.46cm 反り：内反り 目釘孔：1個

（素人採寸につき多少の誤差がある場合がございます）


◇◆
・刃切れ等の大きな欠点は見当たりません。
・生ぶ出し品につきヒケ、鍛え、小錆等はご容赦下さい。
・古物にご理解をいただき神経質な方は入札をご遠慮下さい。
・各所、画像にてご判断いただき不明な点はご質問下さい。

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