オーバーホールにて分解、内部と外部清掃、およびプリアンプ部のフルメンテナンス(新品電解コンデンサ交換)済み。ガリ解消。動作確認。さすが5150を生み出したピーヴィーアンプ、歪みの音が特にとても気持ちいい音を出します。メタル好きな人や5150的なヘビーな音が好きな人はオススメです。小型アンプにしてはよく歪み、クリーンともにバランスが優れて初心者でも扱いやすいです。このデザイン、どこか神殿を思わせる青ラインと両枠の縦シルバーがある、この旧型のRAGE158の方が個人的には好きで気に入って使ってました【写真③】個人的にはエフェクターでは出せない、この独特の歪みだけでも、価値がある感じでした。歪みは多少ハムノイズがありますが、さすがにデジタルなモデリングでは出せないアナログの良い部分が出てて、印象に残る音かと思います。「LEAD GAIN」の表記が、ゲインとボリュームではなく、SUPERSAT©とPOSTと書いてあり、特に拘っているのが伺えます【写真⑦】ただ音がちょっと大きいので、ボリュームは2ぐらいが限界かもしれません。スタジオやライブとかでは、このクラスではありえない音量で活躍できそうです。音はノーマルの状態でも良かったのですが、電解コンデンサなどはアメリカ製の旧式のコンデンサを使っていて、経年劣化など悪化してるようなので、すべて交換【写真⑧・⑨】定数などは変えず、耐圧だけ上げて交換し、個性を保ちつつ音をクリアにしてます。外したコンデンサ類はお付けします。結果、とてもクリアになって抜けが良くなり迫力が上がりました。特に思わぬ副産物で、クリーンの音が透明度が上がって、これはこれでフェンダーやVOX的なクリーンでも、使える音になりました。固定式だったヒューズも、交換式に変更。ラインアウト(PREAMP)端子とヘッドホン端子も付いているので、DAWやDTMでも取り込んで使えます。ネジも含め清掃できる所は徹底的に分解清掃し、全てクリーニング清掃しました(写真⑥)。インプットジャックのサビ等、できる限り取りました。ただ古い物なので木の外箱内部などは、細かいキズや劣化などは多少あります。らくらくメルカリ便で発送予定ですが、まだ梱包してないので、少々お時間を頂戴します。